短刀 127 正真(千子)
- Masazane -

刃長 七寸二分六厘 / 22.0cm 反り 内反り
元幅 22.1mm 元重 5.8mm
先幅 18.8mm 先重 5.0mm
目釘穴 2 時代 室町中期(文亀頃)
鑑定書 登録 平成22年6月7日 兵庫県登録
附属 ・素銅地金着はばき  ・白鞘 価格 \ 1,500,000(税抜)  



板目肌流れて地沸付き、地景入って肌立つ。詳細画像をご参照ください。

湾れ調に互ノ目を交え、匂口極めて明るく冴え、乱れの谷深く、表裏揃った刃取りは村正そのもの。詳細画像をご参照ください。

直ぐに丸く返る。詳細画像をご参照ください。

正真は初代村正の弟とも子とも言われる刀工で、天下三名槍の一つ、本多忠勝の愛槍「蜻蛉切」の作者としても著名。※蜻蛉切は二代正真作とも

千子村正一門の特徴としては乱れの谷の深さが挙げられ、激しい乱れの高低が故に経年の研磨によって焼刃が駆け出すものがしばしば見受けられますが、本刀はかろうじて駆け出すことなく、しっかりと匂口が繋がっており、いわば正真の健全なる作品と言えるでしょう。

刃取りが表裏揃った千子派然たる作域に、護摩箸と腰樋をあしらった刀姿は、単調な彫りでありながら実に味わい深く、長い地景を随所に現した肌立った地鉄も見所の一つで、後代による仰々しいタナゴ腹中心とは趣を異としたタナゴ腹の先駆けとも言える自然な中心が、同じ千子派でも古いところのものであることを示しています。

本刀は旧家よりまとめて買い取った蔵刀の中の一振で、あちこちを茶色い錆が覆っておりましたが、現代を代表する各名匠達によって美しく蘇り、この度初めて市場の光を浴びることになったものです。

周知、また、上述でも記述しましたように、千子派の作柄は、乱れの谷部が駆け出す傾向にありますので、少々の焼刃の駆け出しについては、許容するのが刀剣界での常識とは言え、下手な取り扱いで刃を欠けさせたり、或いは錆びさせてしまうと、折角焼刃駆け出すことなく蘇らせた本刀の価値を下げてしまうことになります。
つきましては御家族の反対を押し切ってのご購入や秘密裏でのご所持などはお避け頂き、御自身没後の管理にも、家族ぐるみでしっかりと携わって下さる愛刀家の元へお納めしたく考えております。
所有者になられる御方の死後、御家族が、本刀の価値も解らずぞんざいに扱う骨董店に手放してしまう恐れがある方は、申し訳ございませんがご購入は断念されて下さい。
しっかりと次の時代へ引き継ぐことができる環境下にある方のみ、宜しくご検討下さい。


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