太刀 084 濃州関住二十三代藤原兼房作之 昭和三十三年五月吉日
- Noshu Seki ju 23rd Gen Fujiwara Kanefusa -

刃長 一尺一寸九分七厘 / 36.27 cm 反り 三分七厘弱 / 1.13 cm
元幅 19.3 mm 元重 5.1 mm
先幅 物打13.7 mm  横手位置12.3 mm 先重 物打3.75 mm  松葉位置2.7 mm
目釘穴 1個 時代 昭和33年 (1958)
The Showa era
鑑定書 登録 昭和34年5月14日 岐阜県登録
附属 ・銀はばき
・金梨地塗葵紋蒔絵鞘糸巻稚児太刀拵
・白鞘 / 継木
価格 660,000 円(税込)



美濃の名工兼房の末葉、二十三代兼房は本名を加藤鉀一と称し、明治13年に生まれる。岐阜県関市栄町に住し、加藤善之助寿命の門人で、国工院名誉会員権大宗匠、入選、優秀賞を多数獲得しました。

この稚児刀は写真のみを見ると、一般的な刀そのものですが、刃長はなんと約一尺二寸と言う短さ。地鉄はよく詰み、刃文は匂口明るく冴えた浅い湾れで、腰元に大きな湾れを焼き、鋩子は表裏共に直ぐに、先焼詰風に短く返っています。

附属の拵は模擬刀等の類ではなく、刀職による真面目な稚児陣太刀拵で、鞘にあしらわれた葵紋も非常に丁寧な仕事が施された本蒔絵の逸品です。

裸身重量153グラム。  拵に納めて鞘を払った重量351グラム。


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