太刀 060 隠岐國住人沖光作 昭和二二十五年十二月日
- Okimitsu -

刃長 二尺三寸八分六厘 / 72.2 cm 反り 七分 / 2.15 cm
元幅 34.5 mm 元重 8.8 mm
先幅 物打26.0 mm  横手位置22.4 mm 先重 物打5.9 mm  松葉位置5.3 mm
目釘穴 1個 時代 昭和45年(1970)
The later period of Showa era
鑑定書 登録 昭和46年1月26日 島根県登録
附属 ・銀台金着二重はばき彫刻付き
・白鞘
価格 605,000 円(税込)



本名、原寛。昭和3年生れ。島根県隠岐郡西ノ島住。大東亜戦争時には陸軍受命刀匠として数多の利刀を鍛え、陸軍々刀技術奨励会々長賞等入選多数。国工院会員名誉宗匠を務めるなど、上工としてその名を轟かせた名工です。師は原角太郎(初代沖光)。

反り程好く踏ん張りがついた上品な体配で、地鉄は杢目肌流れて少しく肌立ち、ふわりと柔らかい感じの互ノ目乱れを巧みに焼き上げ、刃中足盛んに入り、帽子は直ぐ小丸に返る。
美術鑑賞用の上研磨が施されている点から鑑ても、注文打ちにて入念に鍛えられ、全ての諸工作を最上の仕事で仕上げられた逸品。彫刻入りの銀台金着せ二重はばきの製作だけで14万円の費用をかけたとのことです。

地刃の美しさはもとより、利刀として名高い名工故に、試斬抜刀を嗜まれる方々から、今尚人気が高い昭和の名刀。家宝としても恥じない一刀です


裸身重量934グラム。


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