槍・薙刀 017 無銘(久保田宗明)
- Mumei(Kubota Muneaki) -

刃長 一尺二寸三分四厘 / 37.4 cm 反り 八分六厘 / 2.6 cm
元幅 26.0 mm 元重 7.2 mm
先幅 ― mm 先重 7.0 mm
目釘穴 1 時代 江戸末期(文久頃)
鑑定書 登録 昭和45年11月14日 鹿児島県登録
附属 ・素銅地銀鍍金はばき
・黒蝋塗家紋蒔絵鞘
価格 \ 350,000(税抜)  



柾目肌良く練れて詰み、地沸ついて精美。詳細画像をご参照ください。

匂本位の明るく冴えた互ノ目丁子乱れ。大きく硬く焼き出し、中間部は尖りごころの刃を交え、匂口平地に向かって煙り込んで沸映りや湯走りの如き態を成し、先は匂口一段と締り、足交え、覇気あって見事。詳細画像をご参照ください。

表裏乱れこんで刃中に蛇ノ目の如き刃を交えて短く返る。詳細画像をご参照ください。

この薙刀は傷欠点が無く、華やかな互ノ目丁子を焼いた秀作。 通常経眼する宗明の中心尻は入山形で、鑢目は複式の化粧が付いた深めの筋違であることから、中心のみを鑑れば宗明とは極め難いところですが、上の出来口から固山宗次門と判断し、そこから更に絞り込んで宗明と極められたものです。

保田宗明は初名を文吉といい、一関藩田村家に列する藩士でした。嘉永頃、藩命により江戸へ上り桑名藩の刀工固山宗次の門人になり、安政3年(1856年)23歳で宗次の技を会得して宗明の銘を拝領し、一関士宗明と号するようになります。刻銘は、一関士宗明、陸中一関住久保田宗明。師が得意とした備前伝互の目乱刃を焼き、匂に沸を強調し特に切れ味に意を注ぐと云われた人物。

うぶ出し品のため、薄っすらと錆あるものの、地刃はじゅうぶんに鑑賞できます。
是非とも良い研磨をかけていただきたい一刀です。


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