刀 861 無銘(古宇多)
- Mumei(Ko Uda) -

刃長 二尺二寸 / 66.67 cm 反り 五分四厘 / 1.63 cm
元幅 28.2 mm 元重 6.6 mm
先幅 物打22.4 mm  横手位置18.4 mm 先重 物打5.4 mm  松葉位置4.0 mm
目釘穴 4個 時代 鎌倉末期
The last years of Kamakura era
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 平成15年3月20日 京都府登録
附属 素銅地金着二重はばき
白鞘
価格 596,000 円(税・送込)



宇多派は鎌倉時代末期の文保頃に、大和国宇陀郡から古入道国光が越中に移住したことにより興り、以後室町時代に渡って繁栄しました。
中でも鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての作品を古宇多、室町期の作品を宇多と、それぞれ称呼し、鎌倉時代を下らぬ古作には大和伝法の面影を強く残し、沸本位の二重刃、食違い刃などを示しているものがあり、南北朝時代にはいると大和伝に相州伝を加味した作品が見られるようになります。同派では、国房・国宗・国次等の刀工が活躍し、同銘各代が室町時代末期に渡り繁栄しました。

この刀は二尺八寸はゆうにあったであろう刃長を、時代の変遷と共に、歴代の所有者によって大きく磨り上げられ、現在は銘が失われていますが、磨り上げてでも尚腰に帯びたいと思われたことからも察せられる通り、大切に伝来してきた一刀で、板目に杢目、柾目肌が交じった地鉄には映りが立ち、沈みごころの匂口にて直刃調の刃文が焼かれた作品。刃縁は地鉄に絡んで細かに働き、金筋や稲妻を交えた古雅な出来口を示しています。上述の映りは横手下に特に判然と現れており、刀剣趣味初心者にも、映りが何たるかが判り易く、古刀研究資料としても恰好の一振です。

研磨後時間が経過しているため、余力有る方は是非とも上研磨を施し、本刀が持つ地刃の魅力を余すことなくお楽しみに頂きたく思います。

裸身重量640グラム。


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