刀 772 伯耆守藤原汎隆 越前住
- Echizen ju Hoki no kami Fujiwara Hirotaka -

刃長 二尺八分六厘 / 63.2 cm 反り 三分六厘 / 1.1 cm
元幅 30.6 mm 元重 6.8 mm
先幅 物打23.8 mm  横手位置21.2 mm 先重 物打4.8 mm  松葉先4.1 mm
目釘穴 1 時代 江戸前期寛文頃(1661~)
The early period of Edo
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 昭和49年1月24日 東京都登録
附属 ・素銅地赤銅着二重はばき
・銀無垢金鍍金太刀はばき
・菊桐紋散衛府太刀拵
・白鞘 / 継木
価格 2,200,000 円(税・送込)



汎隆は越前下坂一派を代表する刀工で、越前兼法の流れを汲む道本兼植(かねたね)の門人。伯耆守藤原汎隆、越前住伯耆守汎隆、伯耆大掾汎隆などと銘を切ります。
作品は切れ味に定評が有り業物として名高く、下坂派の中でもかなりの人気工であったこと伝えられ、現在でも「ぼんりゅう」「ぼんたか」と親しみを込められた愛称で呼ばれています。

この刀は、身幅重ねしっかりと、元先の幅差と反りのバランスが絶妙なる刀姿で、小板目肌良く練れて詰み、地沸付き、黒味がかった地鉄に、小沸本位の明るく冴えた互ノ目乱れを焼き、刃縁には沸粒が付き、足入り、いかにも物斬れしそうな出来口を示しています。
※棟に鍛え筋があります。

付属の菊桐紋散衛府太刀拵は、昭和天皇在位六十年を記念し、河合一舟によって造られた荘厳華美なる品で、表裏を黒蝋塗とし、唐草に皇室の御紋である十六葉八重表菊紋と高松宮紋を蒔絵し、刃方棟方には金梨地塗で十六葉菊が蒔絵され、金具には五三桐紋と十六葉菊紋があしらわれています。
現在皇室や宮家の御紋は一般に使用が禁止されているため、来歴が不明で断定はできませんが、平成16年に断絶となった高松宮家に由縁の品であったのかもしれません。

裸身重量596グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,064グラム。


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