刀 769 延壽國秀 寛政五年二月
- Enju Kunihide -

刃長 二尺二寸二分三厘 / 66.5 cm 反り 五分二厘 / 1.5 cm
元幅 32.7 mm 元重 7.8 mm
先幅 物打24.1 mm  横手位置20.8 mm 先重 物打5.8 mm  松葉位置3.7 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期寛政5年(1793)
The latter period of Edo era
鑑定書 登録 昭和26年3月14日 東京都登録
附属 素銅地金鍍金太刀はばき
陸軍九四式改九八式軍刀拵
白鞘 / 継木
価格 850,000 円(税・送込)



國秀は古刀期から連綿と続く名門延寿派の刀工で、はじめ、薩摩の伯耆守正幸に学び、後に江戸に出て水心子正秀からも作刀を学びました。現存する作品は、寛政から文政頃にかけてのものがあり、晩年には銘を國日出と切ったものも見受けられ、その作風は備前伝の丁子乱れを得意とするも、小沸出来の直刃にも非凡な才能を見せています。

この刀は、昭和26年3月と、大名登録刀の中でも初期の登録であること、附属する陸軍刀拵の格式が高く、左官刀緒がついていることからも、名のある大々名由縁の一刀であることが窺い知れます。
精良に鍛えられた柾目肌が美しく、あたかも澄みきった湖畔の砂紋を見るようで、明るく冴えた沸本位の刃文は緩やかに刃幅を変えて湾れとなり、一際大きく強い荒沸が刃縁に絡み、解れや二重刃を見せるなど、覇気溢れる出来口を示しています。
軍刀の刀身として用いる際に区送りされたものと推測され、うぶ姿が重要視され、それが美術価値にも影響する現代に於いては、この区送りこそ惜しまれるものの、命を託すに値する一刀であったからこそ、区送りをしてまで軍刀として携えたわけですから、旧所有者のこの國秀刀に対する信頼の証と言えます。

裸身重量751グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,141グラム。


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