刀 756 無銘
- Mumei -

刃長 二尺三寸一分二厘 / 70.04 cm 反り 五分三厘 / 1.62 cm
元幅 29.5 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打21.4 mm  横手位置18.0 mm 先重 物打5.6 mm  松葉位置4.2 mm
目釘穴 2個 時代 室町時代
The Muromachi era
鑑定書 登録 平成14年10月17日 兵庫県登録
附属 ・銀はばき(新調済)
・焦茶蝋塗鞘打刀拵(新調済)
・白鞘
価格 540,000 円(税・送込)



兵庫県尼崎城下の旧家からのうぶ出し品です。元先の差が開いた優雅な姿に、杢目肌が良く練れて少しく肌立つ地鉄。匂口明るく冴えた互ノ目乱れには所々に互ノ目丁子を交え、葉目立ち、刃縁の沸が地に毀れ、あたかも砂を撒いたような景色を見せる出来口で、手持ちバランス良く、手持ちの軽さには驚かされるほどで、片手で易々と扱える感があります。

全ての諸工作を店主 町井勲監修の下で行いました。
銀はばきは刃方と棟方を牡丹鑢にし、表裏は磨地に仕上げましたので、お好みで御家紋を彫刻することも可能です。刀身は健全な姿を崩さず、また、無駄に身幅を落とさぬよう、古い研磨下地をそのまま活かし、横手・三ツ頭を凛と立たせた美術鑑賞用研磨を施しています。
拵は焦茶で塗り、柄は親鮫を一枚で巻き、堅牢な牛裏革にて捻りで巻きあげた華美ながらも実用本位の武用仕様となっておりますが、特筆すべき疵欠点もありませんので、居合や試斬稽古にお使いにならず、純然たる美術鑑賞刀としてご所持頂き、保存刀剣鑑審査を御受審の上、末長く愛でて頂きたい一刀です。
研ぎ上がったばかりの澄んだ地刃をご堪能下さい。

裸身重量664グラム。  鞘を払った重量900グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。