刀 703 濃州住村山兼俊作之
- Noshu ju Murayama Kanetoshi -

 刃長 二尺一寸五分二厘 / 65.22 cm  反り 五分三厘 / 1.6 cm
元幅 31.5 mm 元重 8.0 mm
先幅 物打24.5 mm  横手位置21.4 mm 先重 物打5.8 mm  松葉先4.8 mm
目釘穴

1個

時代 昭和前期
The early period of Showa era
鑑定書 登録 平成17年2月15日 三重県登録
附属 ・素銅地金鍍金太刀はばき
・陸軍九八式軍刀拵
価格 350,000 円(税別)



本名村山喜之一。明治36年生まれ。岐阜県加茂郡富田村羽生住。元陸軍受命刀匠で国工院会員名誉宗匠も務めた昭和初期の関の名工。陸軍受命刀匠として利刀を鍛えました。
兼俊の作品は地刃の美はさることながら、その斬れ味にも定評があり、聖代刀匠位列に於いては上工の列、大業物の位を得、大戦前夜・軍刀展刀匠第1部に於いては第二席、準国工の栄誉を得ています。
昭和13年5月には「関刀剣株式会社」の専属刀匠となり、丹羽兼信・丹羽兼延・交告兼上・土岐亮信・村山兼俊らの専属刀匠が鍛錬した昭和の名刀は、専属研師20名にて研磨され、それを約100名に及ぶ従業員達が外装を手がけ、大部分は軍部に納入されましたので、一般の注文には応じきれない状況だったと言われています。

この刀は古式鍛錬法にて鍛え上げられた軍刀で、特筆すべき疵欠点無く、尖り互ノ目が覇気溢れる刃取りを形成し、地景顕著に見られ、刃中の働きも豊かに、尖り互ノ目丁子を交えた力作です。是非とも美術観賞用研磨を施していただき、兼俊の地刃の冴えをお楽しみ頂きたく思います。

附属の陸軍九八式軍刀拵は保存状態良く、石突金具の桜花模様も擦れることなくしっかりとしており、鉄鞘には目立った凹みもありません。

裸身重量781グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,164グラム。


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