刀 678 立子山住人将平作(未銘切)
- Tatsugoyama junin Masahira saku -

刃長 二尺二寸四分九厘 / 68.15 cm 反り 五分四厘 / 1.65 cm
元幅 30.5 mm 元重 6.3 mm
先幅 物打24.8 mm  横手位置20.7 mm 先重 物打5.2 mm  松葉先3.7 mm
目釘穴

1個

時代 平成25年(2013)
The latter years of Heisei era
鑑定書 登録 平成29年11月 福島県登録予定
附属 ・銀はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵(天正拵)
価格 12月25日までは消費税当店負担
2,000,000 円(税別)



藤安将平刀匠は昭和二十一年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。

尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ千三百年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。

昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。

平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇指、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を造り上げる。地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。

近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元製作にも取り組まれ、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。

古刀再現の第一人者として、また、鉄をも裁断する利刀を鍛えることでもその名が高い名工藤安将平。当店々主である町井勲とタッグを組み、真の実用兼美の名刀造りに今も勤しんでいます。

この刀は2015年、福島県に在る瓶子邸にて開催された公開鍛錬時に鍛えた刀の内の一振。反り程好く姿良く、古刀然とした肌に淡く映りごころが立ち、将平師ならではの古調な互ノ目丁子を巧みに焼き上げた作品で、驚く程の刃中の変化と働きを見せています。足よく入り、刃中の地鉄に絡んで複雑な景色を見せ、砂流や金筋が顕著に現れていて、実に見所が多い一刀です。

附属する天正拵は当店にて新調したもので、全て時代物の金具を用い、贅沢に親鮫腹合着(一枚巻き)とし、柄巻は深緑色の牛裏革にて捻りで巻き上げ、本手造りの真面目な銀切羽を装着しています。
御購入された方のご希望で家紋彫刻が行えるよう、はばきは表裏磨地に仕上げました。未銘切状態ですので、11月の登録申請前でしたら、所持銘や神号等お好みの銘文をきざむことが可能です。
美術観賞用上研磨他、全ての諸工作が仕上がったばかりの清々しさと、現代刀なのに古刀にしか見えないこの技量の高さ、思う存分ご堪能下さい。手持ちバランスも最高です。

裸身重量645グラム。  拵に納めて鞘を払った重量938グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。