刀 629 東神正茂 昭和十九年六月
- Tojin Masashige -

刃長 二尺一寸七分四厘 / 65.88 cm 反り 五分九厘 / 1.8 cm
元幅 33.8 mm 元重 7.6 mm
先幅 物打25.4 mm  横手位置24.5 mm 先重 物打6.3 mm  松葉先5.8 mm
目釘穴

2個

時代 昭和19年(1944)
The early period of Showa era
鑑定書 登録 昭和27年4月11日 兵庫県登録
附属 ・素銅地銀鍍金太刀はばき
陸軍将校用新軍刀拵(三式陸軍々刀 木鞘漆塗)
・白鞘
価格 7月31日までは消費税当店負担
350,000 円(税別)



東神正茂に関する手元資料が無く、本工について詳細な解説が出来かねますので、作品の解説のみに留めさせて頂きます。

本刀は古式鍛錬にて鍛えられた本鍛錬軍刀です。地鉄は小板目がよく練れて詰み無地風で精美。匂口締まった直刃を焼き、小足入り、備前清光の涎の如く葉が刃中に連続して現れています。
現状では切先の錆を素人が耐水ペーパーで擦り落とした跡や、長いヒケも見られますが、鍛錬による疵はありません。
中心には星の刻印と、中心棟には71の刻印が打たれており、現在はこうした検査刻印がある本鍛錬刀も、検査刻印=無鍛錬刀との馬鹿の一つ覚えの無知な登録審査員によって、全て無鍛錬刀と誤認され、新規登録が難しくなっており、この悪しき誤認審査によって毎年数多の本鍛錬軍刀が切断、溶解処分されている事実には、一愛刀家として胸が痛むばかりですが、本刀は昭和27年の初期大名登録刀につき、これら検査刻印も潰されることなく登録されていますので、軍刀史研究に於いても良き資料と言えるでしょう。
丁寧且つ良く鍛えられた一刀ですから、然るべき研磨を施し、更なる地刃の完成度を観賞したいものです。

附属の拵は俗に決戦刀との異名を持つ陸軍将校用新軍刀拵、別名三式軍刀標準型丸棒猿手付きで、保存状態良く、切羽にはハート形の刻印が打たれており、失われがちであるオリジナルの鉄マイナス螺子第一目釘が現存していることも、本刀の価値を高めています。
尚、本刀には後家合わせ物ではございますが、白鞘が附属しており、拵にはつなぎを入れております。
※研磨ご希望の方は是非とも当店にお任せ下さい。

裸身重量823グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,167グラム。


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