刀 507 肥前國藤原忠吉(九代 / 鍋島家所縁)
- Hizennokuni Fujiwara Tdayoshi
(Nine generations / Daimyo Nabeshima family Acquaintance) -

刃長 二尺三寸一分 / 70.0 cm 反り 三分二厘 / 0.98 cm
元幅 32.6 mm 元重 8.2 mm
先幅 24.9 mm 先重 6.8 mm
目釘穴 1個 時代 江戸末期
Production age 『AD1860〜1867』
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 昭和26年11月7日 佐賀県登録
附属 ・白鞘
・素銅地金着二重はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 \ 2,500,000(税別) 



九代忠吉は、吉包、吉宗と共に、幕末に活躍した肥前の名工です。
九代忠吉や吉宗らの存在は広く一般に知られることなく、その現存する作品も極めて少ないところから、八代忠吉の影となり、代作を担っていたものと推測され、彼らの技量が高かったからこそ、八代忠吉が、初代、二代、三代と並び称されるに至った事は容易に想像されることであります。
それだけの高き技量を持ちながらも、幕末から明治、そして廃刀令と言う時代の波に翻弄され、刀鍛冶として存分に活躍する機会に恵まれず、その名を知られることもないまま、近年まで高く評価されることがなかった不遇の名匠で、それ故にこの九代忠吉の刀は、幕末の肥前三名工(九代忠吉・吉包・吉宗)の貴重な資料としての価値高く、入手困難なる隠れた名刀です。
地刃晴れ晴れと冴えたその出来口は、師である八代忠吉を卓越したもので、上代の作にも引けをとらない九代忠吉傑作中の傑作と言っても過言ではないでしょう。 心境としては売りに出さず、独り密かにこの刀の出来を、生涯に渡って独占したい思いに駆られます。昭和26年佐賀県の大名登録刀であることから、鍋島家所縁の品であることが窺がえ、伝来の良さも加味される名刀です。
当店にて極上研磨を施しましたので、余す事無く九代忠吉の傑作刀をご堪能頂けます。

尚、九代忠吉に関しましては、日本美術刀剣保存協会会誌「刀剣美術」平成26年新年号に、横山学氏が解り易く、且つ丁寧に解説されておられますので、下に参考資料として氏の執筆記事を御紹介させていただきます。

裸身重量866グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,245グラム。


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