刀 453 武州伊賀住藤原政重
- Bushuu Iga ju Fujiwara Masashige -

刃長 二尺三寸五厘 / 69.85 cm 反り 二分 / 0.6 cm
元幅 31.3 mm 元重 6.3 mm
先幅 24.5 mm  横手位置21.5 mm 先重 5.4 mm  松葉先4.3 mm
目釘穴 2個 時代 江戸前期(寛永〜寛文頃)
Production age 『AD1624 〜 1672』
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和47年4月25日 徳島県登録
附属 ・黒蝋塗鞘打刀拵
・素銅地二重はばき
・白鞘
価格 \ 460,000(税別)



手元銘鑑にこの銘を切る政重を見ることができず、類似工に三州伊賀住藤原正重なる刀工がいます。活躍していた時期も同時期であることから、この正重と同人、或いはその一族の作と推測されます。

本刀は、所々に黒い鉄を交えた小板目肌が緻密に練られ、肌立って精美で、匂口明るく冴えた中直刃調に足、鼠足頻りに入って小乱れを成し、刃縁良く沸づいて、細かな砂流、金筋が見られる、一見大人しそうに見えるも、玄人を愉しませてくれる上品且つ渋い出来口となっています。
下地研磨並びに仕上げ研磨も真面目なものが施されています。経年による僅かな変色程度の小さな錆が物打に見られ、刃に対して垂直方向に擦れ傷があるも、総体にして研磨状態は良く、再研磨を施すまでもありません。限りなく研ぎ仕上がりに近い状態です。
撮影時の光線の具合から、指裏の鎬地が荒れているように見られるかもしれませんが、強く肌立っている状態で疵の類ではありません。

附属の拵は簡素ながらも切羽一枚に至るまですり替えられていない、完全なうぶの状態を保っており、はばきは今でこそ素銅地となっていますが、元来は金あるいは銀の着せであったことが窺われ、大切に伝来されてきた様が偲ばれます。
深く研究されていない脇物刀工の作ですが、出来は一流刀工に引けをとらぬ傑作です。是非この機会に数少ない地方刀工の作をお愉しみください。

裸身重量は790グラム。拵に納め、鞘を払った状態で1,048グラム。


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