刀 No.357

近江守藤原継廣


二尺四寸三分七厘 / 73.85 cm 四分一厘 / 1.25 cm
28.0 mm 7.0 mm
20.5 mm 4.6 mm
2個 江戸前期(寛文頃)
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
昭和36年6月7日 兵庫県登録
素銅地銀着はばき
黒蝋塗鞘打刀拵(附 野戦用皮覆)
\ 1,210,000(税込)


小板目肌杢交じり、よく練れて肌立ち、淡く映り立って精美。詳細画像をご参照ください。

互ノ目乱れ。匂口明るく冴え、よく沸付き、足頻りに入り、長い金筋顕著。詳細画像をご参照ください。

直に大丸に返る。詳細画像をご参照ください。

無疵無欠点。変色した程度の薄錆在り。姫路よりのうぶ品。

越前国には数多く美濃関からの移住工があって、これらを総称して越前関と呼びます。 越前新刀はその優れた斬れ味と実用刀としての優秀さから、旧幕時代以来重用されました。
その中でも康継は家康より中心に三つ葉葵紋を切ることを許された、越前新刀を代表する名工で、本刀はその三代康継の高弟で、利刀として名高く、業物として知られる、江戸時代寛文頃に活躍した継廣の覇気ある互ノ目乱れの優作で、地鉄が肌立った、俗に言う越前地鉄となっており、磨り上げられていることこそ惜しまれるも、地刃共に冴えた価値高き一刀です。

※写真では光線の具合で地鉄が荒れているように見えるかもしれませんが、細かに肌立った非常に美しい地鉄です。また、本刀はフジテレビ『THE BESTHOUSE 1 2 3』の収録に於いても使用されました。

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