刀 1226 無銘
- Mumei -

刃長 二尺八分強 / 63.05 cm 反り 五分二厘強 / 1.6 cm
元幅 30.8 mm 元重 7.3 mm
先幅 物打24.6 mm  横手位置22.3 mm 先重 物打6.3 mm  松葉位置6.3 mm
目釘穴 1個 時代 江戸末期~昭和前期
The last years of Edo ~ The early period of Showa era
鑑定書 登録 昭和51年3月16日 大阪府登録
附属 ・素銅地銀鍍金太刀はばき
・陸軍九八式軍刀拵
価格 700,000 円(税込)



元先の差程好く開き、切先延びた豪壮な造り込み。地鉄は小板目杢交じりでよく練れて詰み、地景入る。刃文は匂口明るく、小互ノ目丁字を巧みに焼き上げており、刃縁には砂流や金筋・稲妻、打除風や湯走風の刃を交える等、変化に富んだ働きを見せ、帽子は直ぐ調に乱れて砂流、掃掛を伴いつつ先丸く返る。

附属の陸軍九八式軍刀は、特殊形状の石突金具が添えられた若瀬式の逸品で、金具の通し番号はすべて『三一四』で揃った完璧なオリジナル。駐爪金具にも『三一四』の数で筋が刻まれています。鞘には特筆すべき凹みも無く状態は良好。刀身の出来も良い若瀬式軍刀を是非この機会にご入手下さい。
石突金具の文字:『実用新案特許』『第213917番』

裸身重量703グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,072グラム。