刀 1179 三好伊豆守源直國 寛政十年八月日
- Miyoshi Izu no kami Minamoto Naokuni -

刃長 二尺二寸三分七厘弱 / 67.8 cm 反り 五分八厘弱 / 1.78 cm
元幅 33.0 mm 元重 6.8 mm
先幅 物打27.3 mm  横手位置24.6 mm 先重 物打5.6 mm  松葉先5.3 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期 寛政10年(1798)
The latter period of Edo era
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 昭和42年6月6日 高知県登録
附属 ・素銅地金鍍金二重はばき / 古素銅はばき
・白鞘 / 継木
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 800,000 円(税・送込)



直國は助直に学んだ刀工で、名工として名高い助廣の孫弟子に当たります。銘鑑を見るに享保頃から活躍していたようで、本作の年紀から計算するとかなり長寿の人物であったようです。

この刀は鎬造、庵棟、元先の差は目立たず、中切先延びた力強い造り込みで、鎬幅は狭目で、斬り込んだ際の抜けの良さを感じさせます。地鉄は小板目杢交じりで柾流れ、所々に大肌を見せ、小沸本位の湾れ調互ノ目乱れを焼き、刃中には足が入り、金筋、砂流かかり、先に行くに従い匂口は締まって尖り互ノ目を交え、帽子は表裏共に直ぐに表は丸く、裏は大丸で焼き詰め風となっており、茎仕立と銘振りは、祖師の助廣や師である助直を感じさせます。
※切先フクラに当て傷があります。御希望の方には部分研磨2万円(税別)にて承ります。

附属の拵は四分一にて鯉口の口鉄、栗形、鐺が誂えられ、柄は厳つい角型の鬼魚子。鉄地の板鐔には仁王像が刻され、武骨一辺倒なる士の所有であったことが垣間見られます。

裸身重量709グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,074グラム。


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